現在、AGEsを測定する方法としては「血液から血中のAGEを測定する方法」と「皮膚のAGEs量を非侵襲的に計測する機器」による測定方法があります。

より正確に測定するには血液検査が一番良いと考えられますが、近年の測定機器を使用した研究で、皮膚のAGEs量が高いほど様々な疾患の進展が顕著であることが明らかにされています。

健診や人間ドック、アンチエイジング外来や糖尿病、腎臓病などの内科や眼科(白内障・加齢黄班変性)、歯科(歯周病)などでAGEsを測定し、予防や治療に活かされている病院やクリニック、施設などを紹介します。

※測定に関しましては、各施設に直接お問い合わせください。

非侵襲的機器による皮膚のAGEsが測定できる施設(一般医療機器認定)

KRD Nihombashi(KRD日本橋)

■住所:〒 103-0023 東京都 中央区日本橋本町4-4-2
■健診・人間ドック
■HP:https://www.krd-nihombashi.com/

最近の研究により、AGEが老化を引き起こす原因物質の一つであることがわかってきました。実際、血中のAGE値が高い人では、心臓病、がん、骨折をおこしやすいこと、また、認知機能が低下しやすく、寿命も短いことが知られています。

人間ドック学会が設定する一般的な項目数の2倍以上にわたり、カラダの動態をつぶさに観察していきます。眼科検査では、通常健診には含まれていない矯正視力を正確に測り、視野、眼底(広角眼底カメラ)、網膜検査(OCT)まで実施、見落とされがちだった眼の異常も早期発見できます。更に通常健診では行わない歯の口腔検査を実施し、歯周病をはじめとする口腔内異常とカラダ全体のリスクを観察します。

 

中島こうやクリニック

■住所:〒 811-1213 福岡県那珂川市中原2-127 博多南駅前医療ビル2F
■内科・胃腸科・循環器科呼吸器科・禁煙外来・抗加齢医学・健診など
■AGE研究協会認定スーパーアドバイザー(認定医)
■日本抗加齢医学会認定医療施設 認定
■HP:http://www.nkoya.jp/

【所属学会】 日本内科学会、日本抗加齢医学会、日本消化器病学会、日本肝臓学会、日本感染症学会 (以上、専門医)、日本糖尿病学会、日本老年医学会

ナチュラルホルモン補充療法、キレーション療法、高濃度ビタミンC点滴療法、オゾン療法などの自由診療も行なっております。また、AGEリーダーをはじめ、アンチエイジングのためのさまざまな検査を行なっています。

松本クリニック

■住所:〒 654-0151 兵庫県神戸市須磨区北落合2丁目10-4
■内科・循環器科・リハビリテーション科
■AGE研究協会認定スーパーアドバイザー(認定医)
■HP:http://www.matsumoto-clinic-suma.com/

【所属学会】 内科学会・循環器学会・高血圧学会・不整脈心電学会

AGEリーダーで抗老化治療に対応しています。脈波伝搬速度を測定し判定する血管年齢とも相関し、未然に認知症や心血管病・悪性腫瘍のリスクを測定できます。

株式会社 ダステック

■住所:〒 920-0226 石川県金沢市粟崎町5丁目35番8
■事業内容:独自の吸着素材の研究開発、製造販売等。
■AGE研究協会認定講師
■HP:https://dastec.co.jp/

【所属学会】 日本透析医学会・日本抗加齢医学会・日本糖質制限医療推進協会

革新的な吸着素材を駆使。生活者の健康寿命を延ばすことが使命です。

非侵襲的機器による皮膚のAGEsが測定できる施設

ソナミラ立川店

■住所:〒190-0023 東京都立川市柴崎町3-4-2 IZAIビル 2F

■事業内容:Cafe カラダとお金の健康を提案
■HP:https://corp.sona-mira.co.jp/index.html(法人サイトです)

AGEの認知度が上がるにつれて、測定方法や測定機器についてのお問い合わせも増えてきました。つきましては、当協会のホームページに掲載していただける施設を募集しています。

掲載につきましては、下記よりお問い合わせください。

AGE(エージーイー)測定の有用性

近年、老化物質の一つとして注目されているAGE(エージーイー/終末糖化産物)。AGE(エージーイー)測定は、2型糖尿病をはじめ、さまざまな生活習慣病の予兆を早期に発見でき、予防医療の向上に貢献すると期待されています。また、老化(糖化)度を「数値化」することで健康意識も高まり、健康寿命の延伸にもつながると考えられます。

現在、AGEを測定する方法としては血液から血中のAGEを測定する方法と皮膚のAGEs量を非侵襲的に計測する機器による測定方法があります。より正確に測定するには血液検査が一番良いと考えられますが、近年の測定機器を使用した研究で、皮膚のAGEs量が高いほど、さまざまな疾患の進展が顕著であることが明らかにされています。このことから、非侵襲的機器で皮膚のAGEs量を計測する臨床的なニーズとその意義は大きいと予想されます。

下記、山岸昌一先生の論文です。全文を閲覧するにはメディカルレビュー社の無料会員制Webサービス「M-Review」への会員登録・ログインが必要です。(タイトルをクリックすると移動します。)
「終末糖化産物(AGEs)を標的とした皮膚自家蛍光値測定の臨床的意義と計測上の留意点」(掲載日: 2018-04-03)
(リンク/http://dfo.m-review.co.jp/articles/005-e1-002/

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