AGEをためない生活習慣

「AGE」を増やさないためにはどういう生活を送ればいいのか?

人体にとって糖は必要な栄養素であり、人の体は36℃〜37℃前後の体温を常に維持しているため、微量であっても『AGE』は常につくられています。ただ、日々の『AGE』の増加を緩やかにすることは可能です。それは、『AGE』になる一歩手前の段階で、糖化反応を抑えることです。つまり、食習慣や運動など、日常生活のスタイルを見直して、できるだけ高血糖にならないようにする、または血糖値が高くなる時間を短くすることが大切です。『AGE』をなるべく増やさない生活習慣は、食べる物を少し変えたり、食べる順番を変えたり、調理法を変えたり、日常に取り入れやすい運動を習慣にしたりなど…。慣れてしまえば意外と簡単です。ぜひ今日から『AGE』をためない生活習慣をはじめましょう。

まずは、自分の『AGE』値を知る。

現時点では、特殊な血液検査をしない限り『AGE』の値を正確に知ることはできません。「AGEリーダー」という機械で皮膚の『AGE』量をはかることも可能ですが、あくまでおおよその推定値がわかるだけです。ここで、『AGE』量を知る簡単な目安をいくつかご紹介します。

まずは、病院などで検査される「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」。この値は、赤血球の中にあるヘモグロビンという「タンパク質」が、何パーセント糖化を受けたかの数値です。「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」はまだ、元に戻れる糖化の初期段階の物質ですが、この数値が長期的に高いということは、おそらく『AGE』がたくさんできていることの間接的な証拠になります。 また、関節の硬さや血圧なども目安になるかもしれません。関節や血管が硬くなったりすることに『AGE』が関わっています。見た目が老けて見える人ほど体も硬くて、血管年齢も老化している。つまり、体のしなやかさも一つの目安となります。さらに、血管が硬くなると、血圧の上下の差が大きくなってきます。普通、血圧は上が120くらいで下が80くらいですから、上下の差は40くらいです。これが、60、70以上となるとかなり血管に『AGE』がたまっていると予想されます。老けて見られがちで、歯周病や白内障があれば要注意。『AGE』がたまりはじめているかもしれません。

毎日の食事に気をつける。

『AGE』は、体内で毎日少しずつ、つくられているだけではなく、『AGE』を含む食品を摂取することで、口から体内に取り込まれています。摂取した食品中の『AGE』の大半は、消化の過程で分解されますが、そのうちの約10%は、腸から吸収され、約7%は体内に蓄積します。私たちは年間1000回前後も食事をします。1回あたりの食事で摂取する『AGE』量はたいしたことがなくても、『AGE』含有量が多い食べ物ばかり食べていると、長い間にはかなりの量になって体にたまります。ですから、今以上に『AGE』を増やさないようにするには、『AGE』が多く含まれる食べ物をなるべく摂取しないことが大切です。また、食品の中には『AGE』の生成を抑制する働きをもつものや、『AGE』の腸からの吸収を抑える作用をもつものがあることもわかってきました。

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